「先生、問題の意味が分かりません」と生徒からの質問。「問題や設問をよく読んで」と返しますが頭をかしげるだけ。
こういうやり取りはよく起こっています。頭の中で問題文や設問からの情報を整理できていないようです。大人になればよくわかる内容でも子供たちにとっては難解のようです。よく本を読みなさいと言われていますが、もともと活字に慣れていない子が本に接することは難しいことです。ましてや「国語力が上がる本」の類は活字嫌いの子たちに本当に効果があるのだろうかと思います。どうすればよいのでしょうか。国語力につながるきっかけになることは二つあります。一つは「言葉の言いかえ」です。例えば「効果的な」という言葉の言いかえは「効き目がある」や「役立つ」「無駄がない」などです。少し言葉が難しいのですが、頭の中で変換できることです。語彙力に関係しているので辞書やパソコン、スマホなどで調べることが大切です。疑問に思ったらすぐ調べる習慣を身に着けることが大切です。二つ目には「自分に問いかける」ことです。「こうすればこうなるだろう」や「これで大丈夫かな」など、自問自答していくことです。これにより「メタ認知」、いわゆるもう一人の自分から見つめなおし冷静に把握する能力を高めることです。情報を収集し頭の中で考えることにより国語力が上がっていきます。自分でこのことを行うのは難しいので、塾に通うことをお勧めします。
国語力を上げるには・・・
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